2007年6月6日水曜日

ノートPC延命策

最近MacBookがほしくて、よく見に行っています。でも買わなければならない理由が見つからないんですよねえ。ただ、ノートPCが最近ソフトが増えたりして、速度が遅くなってきていたので、それは理由の一つとしてありました。

じゃ、もしノートPCの性能が改善されたら、しばらくは使えるんじゃないか?ということで、問題点を洗ってみました。

動きの遅さ:おそらく、メモリーの少なさに起因する。特に常駐のソフトが多く走っているため、そう感じるのかもしれない。それに加えて、複雑な圧縮が掛かった動画の再生でもたつきがあるのはCPUの速度向上で改善する可能性あり(グラボを入れられるわけではないので)。

無線LAN不具合:内蔵の無線LANがうまく働かない。現在は外付けのカードを使っている。


改善策:

メモリーを加える。

CPU換装

無線LANのシステム見直し

である。

ということで秋葉原でノートPC用のメモリ、中古のCPUを買ってきました。

メモリはその筋では有名なメモリ専門店”スリーベルシステム”で1GBを4800円(以外にちょい古いこのPC4200のメモリが売っていないところが多い)で購入。この店は相性の保証も2週間してくれるし、もっともマッチしたメモリをおそらく最安値で売ってくれるからおすすめですよ!

CPUは駅前の”じゃんぱら”でPentiumM740(1.7GHz)を5980円で購入。ここも1週間保証なので、動かなかったら返品できます。CPUの方は中古品なので一期一会の商品。店の比較はできませんが、比較的この店は、この辺のねらい目の中古CPUを売っています。


次に無線LANですが、最初は内蔵のLANカード(MiniPCI)の不調だと思ったのですが、よく見たら設定でWindowsによるコントロールができるようにしていなかった(どこかのタイミングでそうしてしまった?)ため動いていなかっただけと、判明。問題なく動いています。


次に買ってきたメモリとCPUの取り付けです。

私のPCはHPのNX4300というモデルなのですが、このPC,メンテナンス性を非常に考慮して作ってあり、比較的に簡単にパーツの交換ができました。

まずは基本ですが、電源を落とし、バッテリーを外します。

メモリは裏蓋を外して差すだけ。この時、静電気(これでPC死にます)が流れないように机などの金属部分にふれてアースします。これ重要。そしてCPUはもう少しやっかいですが、そんなに難しくないです。やはり裏蓋を外して、まず、CPUのビスを外し、次にヒートシンクのビスを外して引き抜きます。そして、CPUのロックを外し(ダイヤルを90度回転)CPUを差し替えます。ピンがかけている部分があるので、そこの位置を覚えておき、CPUを差し替えます。そして、ロックをかけ、ヒートシンクを戻して、ビス留めし、裏蓋を閉じれば完成です。


電源を入れたら何事もなかったかのように起動しました。確かにかなり動きが速くなりました。

元々クロック制御の機能のないCPUを積んでいたので動作速度を動的に管理するソフトを導入します。

Notebook Hardware Control

http://www.pbus-167.com/


というソフトをいれて、クロックを動的にコントロールするようにしました。これで、完成です。


今回の改造で、

CPU:セレロンM1.4GHZ → ペンティアムM 1.7GHz

メモリ:512MB → 1536MB


となりました。これでPCを買った頃の最速のノートPC位のスペックになりました。しばらくはこれで使えそうです。そして、1万円で8万円くらい高いPCの性能(当時)を得ることができました。まあ、ヨシとしましょう。


なお、あくまでも改造はメーカーの推奨するものでは無いのでもしやるなら自己責任でお願いしますね!


これで、またマックが遠ざかりました。

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